地味だけどとても重要な電極棒

先日、電極棒の交換をしました。

電極棒とは液面制御に使用される金属棒のことです。

貯水槽等へ取り付けられており、電流が通った金属棒へ水が触れたり離れたりすることで

水位を検知して、ポンプを起動して水量を足したり

故障時の満水や減水の警報を出す役割をしているとても大切な部品です。

高置水槽での運用例を記載します。

この他にも、電磁弁を同時に制御したり

排水槽でも使用されていたりいろいろなところでみかけます。

貯水槽の中は常に水と触れていて、塩素が発生するため

かなり錆びやすい環境にあります。

そのためステンレス製のものを使用しており、ステンレスの中でも錆に強いSUS316を使用しています。

それでも錆びるときは錆びます。

左が錆びてボロボロになってしまった電極棒。

右が新しく取り付けるものです。

壊れてしまうと、建物で断水してしまうこともあります。

在庫が切れていなければ、緊急の作業も可能ですので

困ったときはお声掛けください。

ではまた!

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