給水管の劣化について

こんにちは。

㈱松戸ビルワークスの井川です。

ここ数か月、かなり忙しかったのですが少し余裕がでてきました。

極端に暑かったり寒かったりすると、設備の不良も増えるので仕事も増えますね。

先日、水道管が破損したということで緊急対応と修繕の依頼を頂きました。

原因は配管のねじ込み部分的が腐食して、もろくなっていたことです。

異種金属接触腐食というのですが、違う種類の金属(今回は鉄と銅)を接続すると

そこが錆びやすくなってしまいます。

※異種金属については内容が深くて、私は知識が浅いため興味があるかたは調べてみてください。

これを防ぐために、樹脂の配管を使用したり

内部にライニングやコアで水と金属が触れ合わないようにしてあるものを使用して施工したりするのですが

なかなか難しいですね。

施工してから数年たってから、サビがでてきたりするので

時限爆弾的なかんじでわからなかったりもします。

配管の進化は目覚ましいものがあり、鉛管など今は使用しないものもあります。

しかし建物は数十年以上使用しますし、配管はそのまま使うことが多いです。

すぐにはダメにならないため、ふとしたときに大惨事になったりします。

理想としては20年くらいで給水管、排水管も更新するといいと思うのですが、数百万~数千万円はかかるので現実的ではないですね。

出来る対策としては、自宅のバルブの場所を把握してどこを閉めれば家の水が止まるか確認すること。

またすぐに操作できるよう整理整頓しておくことが一番だと思います。

大掃除して、ふとみたときに水がにじんでいたり錆びていたら水道業者へ相談するのもおすすめします。

また、サビサビの配管があった時は無理にまわすともげることがあるので要注意です。

なにかあったらお気軽にご相談ください。

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