マグネットスイッチとは

こんにちは!

(株)松戸ビルワークスの井川です。

今回はマグネットスイッチについて説明をします。

マグネットスイッチとは

マグネットスイッチ(電磁接触器)とは

モーター等のON、OFF時に使用する電気部品のことです。

以下の部品を組み合わせて出来ています。

・マグネットコンタクタ(電磁接触器)…回路を開閉する役割。

・サーマルリレー(熱動継電器)…回路の過電流を検知する役割。

上記の2つをあわせてマグネットスイッチといいます。

画像は富士電機ホームページから引用(https://www.fujielectric.co.jp/products/magnetic_contactor/sc/)

普段はモーター等をON、OFFしていて

一定量の電流が流れたら負荷(モーター等)を保護するために

回路を遮断する役割をしています。

よく排気ファンや、ポンプのモーターに使用されているのを見ます。

マグネットコンタクタは建物の共用照明に多く利用されています。

マグネットスイッチが故障すると

先日、これが故障していて交換をしました。

飲食店で排気ファンをつけたときになぜかスイッチが切れてしまう症状でした。

確認したところ、3つある接点のうち1つが摩耗していました。

その不均衡により他の2か所へ大電流が流れて

サーマルリレーがトリップしていたというわけです。

この状態を「欠相」といいます。

マグネットスイッチは富士電機製のもので、同じ製品があったため

交換して直りました。

電気部品の交換自体はドライバー1本あればできますし、難しくはありませんが

調査して原因を特定したり、技術的な見解を述べるのは難しいです。

しかしそこに技術者としての楽しみがあると考えています。

三流技術者としてこれからも精進致します。

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