「映画ヒーリングっど プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」はトロッコ問題
※ネタばれあり。
ヒーリングっどプリキュアの映画を見てきました。
映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!! (precure-movie.com)
最近、映画はプリキュアとしまじろうしか見てない気がします…
これでいいのか。おれ。
感想としては、なかなかよかったです。
プリキュアとドラゴンボール
今回は空をとびながら目に見えないパンチ・キックの応酬、エネルギー弾の打ち合い。
これドラゴンボールじゃん。
と思ったら、ドラゴンボール超の監督と同じらしく
予想が当たり嬉しくなりました。
『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』 予告映像初解禁!! | 東映[映画] (toei.co.jp)
トロッコ問題
表向きは女の子が変身して、悪いやつをぶっとばすお話しですが
ストーリーの中には考えるべき深いテーマがあります。
今回のお話しでは子どもの寿命がわずかであり
それを救いたい親が、その条件としてたくさんの人の夢の力を奪う必要があることがきっかけでした。
敵の名前は「エゴエゴ」
その名の通り、「親のエゴ」と「みんなの幸せ」の対立構造です。
これはまさにトロッコ問題。
サンデル教授の正義の授業を思い出しました。
プリキュアはどのような選択をするのかと考えながら見ました。
子どもの命とみんなの夢。
結果は劇場で見てください。
現実問題として、完全な「悪」対「正義」には当てはまらない闘いは多く
現在のコロナ対策をめぐる対立も同様で
利益(命)を守りたい事業者と、社会全体の感染症を抑えたいので休業要請したいという正義が衝突する
トロッコ問題だと思っています。
そんな中で、常に考えながら自分の正義を探していかなければならないことを
子どもたちに感じてほしいです。
あと細かいところを言うと
オープニングやエンディングはアニメの使い回しではなく、
もっと凝ったものを作ってほしいかなと。
ヒーリングっどプリキュア
ヒーリングっどプリキュアはもう完結していて、うちの子どもたちにはあまり刺さらなかったのですが
最終回で実は人間こそ地球にとって害なのではないかと面白いテーマを扱い
コロナで大変ななか、よく頑張ったと思います。
次のトロピカルージュプリキュアへ期待。
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