コロナ禍の影響と予防保全のススメ
こんにちは。
(株)松戸ビルワークスの井川です。
建物の修繕において「予防保全」と「事後保全」という考え方があります。
・予防保全:故障する前に、耐用年数等から計算して保守交換すること。
・事後保全:故障した後に修繕すること。
故障すると日常生活に大きく支障がでるものや修繕するのに時間がかかるものは
予防保全で対応するのが望ましいです。
例:エレベーター、給水設備、自動ドア、機械駐車場、エアコン、屋上防水等
実際に壊れても影響が少なく、すぐに修繕することができるものは事後保全のほうが
予算を削減できるため経済的です。
例:スイッチ、照明、換気扇、水栓等
この二つを組み合わせてビルの修繕計画を立てるのがビルメンテナンスの仕事のひとつです。
今は特に、コロナ禍で部品が入らなくなってきています。
テレビでもガス給湯器が無いのは大きく取り上げられていて、東京オリンピック選手村の設備を借りれるようなニュースも見ました。
その他、LED照明、給水ユニット、消火器、電気メーター、自動水栓等いろいろなものが入手できなくなっています。
上記のものが今故障したら、半年から1年ほど直せなくなる恐れがあります。
長期間、水が出なくなったりエレベーターが使えなくなったらヤバイですね…
壊れたら困るもので、年数が耐用年数を過ぎているものは早めに予防保全で交換をしておきましょう。
修繕計画で知りたいことがあればお気軽にご相談ください。
ではまた!